稲城の橋（その5）

<建設中の道路橋脚>

稲城市内の地下を走る武蔵野線をご存知ですか。神奈川県川崎市から生田トンネルを経て市内地下を横断しているＪＲ貨物専用鉄道のことです。百村地点で僅かに顔を出し、再び地下に潜り込む忍者の様な鉄道です。多摩川べりでやっと地表に抜け南武線の鉄橋と並走、府中本町駅で旅客本来の武蔵野線に入る訳です。
この百村の一角に、真新しい道路橋脚が立ち並び、貨物専用線を股いていました。恐らく都市計画の一環でしょう。完成の暁には中央高速から稲城市役所前を経由して一気に多摩市へ抜けるられるのではないか、、、と期待しています。
<ひとり言> 線路は敷かせているし、ついでにＪＲ府中本町駅から百村まで旅客区間を一駅のばしてもらえればな～ぁ、と、地域住民の夢！経済効果は如何に。

百村地区の窪地の一角、建設中の白い橋脚が立ち並ぶ。その先にある市役所前通りと結ばれるのはいつの事でしょう。

橋脚の間からのぞく生田トンネルと線路。
地表面に出る区間は、この地点と鶴川街道越しの高架クロスの２個所だけ。

ＪＲ貨物専用線路を挟むコンクリート橋脚
（近景）。

橋脚の間から見るＪＲ貨物専用線路
忍者の如く雲隠れするため、走行中の貨物列車を見る機会は少ない。