中世の面影を残すヴェローナの町、どのアングルを切り取っても絵になる街中の風景がいいですね。 手前右手の白い石積みは表通りに面した近代的な建物の一部です。でも、ちょっと目を移すと中世の面影を残す赤レンガの路地裏が我々を迎えてくれます。 天頂を過ぎたばかりの真夏の太陽が石積みの壁や赤レンガの家々に斜めの影を投げかけています。また、正面建物のバルコニーの手摺にもその影を投射していますね。 屋上ベランダには何か植えているのでしょうか、緑の花壇が覗いています。 イタリア語の甲高い声が聞こえそうな建物との狭い空間。レストランの白いパラソルが日差しを浴び、客を待つ昼下がりの様子を伝えていました。 光と影とを如何に表現するか、苦労した作品の一つです。 ２００３年６月２１日（土）イタリア旅行３日目、ヴェローナの素晴らしき散策のひと時でした。 <<もどる