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 1974年12月中旬撮影。第二のパリと言われるアルジェの街並みは、19世紀末構築された。建造物やインテリアに大理石を惜しみなく
使い、フランス人の夢の都 「第二のパリ」 をここに完成した。
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<アルジェリアの松茸>

日本では高価で、中々口にすることの出来ない松茸をベトナム食堂で賞味する機会
を得た。ここアルジェリアでは一キログラム二〇デナール(約千四百円)と格安で手に入る。
結構香りも高くコリコリ歯応えもあり美味である。産地はアルジェ東方四〇kmのブリダ地方山岳部岩場に群立する松林である。地元の人たちは松茸独特の香りを余り好まず、日本人がアルジェリアに入国する様になってから、いい値で売れることを知り目をつけ始めたとのこと。今では市場の店先に出回る様になり、日本人と見るや大声を掛ける。
毎年秋の松茸シーズンにはパリ、ロンドンの日本料理屋から、先を争って買い出しに来るとのことで値段を吊り上げて困ると、現地駐在員の奥さん連がこぼしていた。

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