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1985年5月下旬撮影。建設当初は要塞の四隅に塔があったと言われる。だが、この塔が唯一の塔となった。尖塔には当時通信手段である日光反射、のろし（かがり火）など の信号によるほか伝書鳩を中心に情報通信も行ったと想像する。また、１２ 時間以内にダマスからカイロにメッセージを送信できたとある。

＝大理石の案内板に次の様な記述があった＝ QALAT AL RABADH BUILT IN 1184−85A.D. BY　IZZ　ED　DIN AUSAMA ONE OF THE GOVERNERS OF SALAGIN オアラット　アル　ラバダハは西暦1184-85年　サラディンの一支配者”IZZ ED　DIN AUSAMA”によって建てられた