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ロンドン経由、ナイジェリアのラゴス行きです。よく荷物が紛失するので注意しましょう。
首都ラゴスはアフリカ西海岸のギニア湾に浮かぶラゴス島・ヴィクトリア島などの島々から成り、センターブリッジ、エコブリッジなどで大陸と結ばれています。エアーポートも大陸側にあるため、武装強盗など、夜間移動には注意が必要です。
２０００年前、ニジェール川流域に栄えたペニン王国の精巧な青銅像は有名で、北部の都市カノーに残る城壁は１１世紀ごろの築造と云われ、大航海時代の前触れである１５世紀来航したポルトガル人よってペニン王国との外交が開かれたと記されています。
ナイジェリアは北部へ広く展開し、前回掲載したパリダカ・ルートのニジェールと接し、サハラ砂漠へとのびています。
ラゴスから北部の都市カノーまでは、およそ１３００ｋｍの距離。数百キロおきに町が点在、その間は原生林など、アフリカの自然を満喫することが出来るでしょう。
ラゴスから最初の町イバダンを過ぎ、イロリンの町に入るころには道程４００ｋｍに達します。更に１２０ｋｍ程北上したころ、満々と水を湛えた大河ニジェールの逆巻く姿を目にするでしょう。この辺から徐々に様相も変り、赤土色した５ｍ程の蟻塚が目立ち始めます。 |
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何と云っても圧巻は、コンタゴラ〜カドナ間に点在する一枚岩の巨石です。高さ２００ｍ、幅１ｋｍ程の卵型をした巨石です。正に豪州のエアーズロック！日本ならバッチリ観光名所になる巨石も、当地では静かに鎮座しています。名物と云えば、大地を揺さぶる雷鳴です。海鳴りにも似たスコールと共にアフリカの大地に轟きわたる光景は想像以上のものがあります。１０００ｋｍの道程にあるのカドナは英国色の整然とした景観をのこしていますが、砂漠の玄関口カノーはイスラム色の強い砂漠の民を想像する町です。カドナでハムダラホテルに一泊。 |