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２月のスペイン世界遺産の旅へ。
北欧コペンハーゲン経由のマドリッド行きです。
標高3000mを超すピレネー山脈を越えると、イベリア半島のほぼ中心に首都マドリッドがあります。国土の大半を山岳地帯で占めるスペインのこの季節、東京の早春３月ごろの気温に相当。
情熱の国スペインと云えば、何と云っても闘牛とフラメンコ抜きには語れませんね。ただ、闘牛は3月中旬〜10月がシーズンゆえ、本企画の2月は残念ながら見ることは出来ません。でも、カスタネットを掲げ、足を踏み鳴らしして踊るフラメンコはOKです。ﾀﾞﾌﾞｵﾗ（劇場）の開演は通常夜10時〜3時ですので留意しましょう。
マドリッド（プラド美術館、王宮）、コルドバ（メスキータ）、グラナダ（アルハンブラ宮殿）、バルセロナ（ガウディの聖家族教会）の世界的遺産を含め、盛り沢山の観光地。最低でも10日間はほしいものです。他のヨーロッパ諸国には類をみない発見があるでしょう、、、。
中世（８〜１５世紀末まで）のスペインは、８００年にわたるイスラム勢力の支配をうけ、特に１０世紀の全盛期には、コルドバの繁栄が著しく、世界最大の首都と謳われました。 |
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壮麗なモスクが数多く建設され、メスキータに代表される建築様式を今に伝えています。
１４９２年、イスラム勢力の最後の拠点グラナダがスペインの手に戻った年、コロンブスがアメリカ大陸を発見しています。
１５７１年、かの有名な海戦、地中海レパント沖でトルコを破ったスペインは、名実とも世界最強の海上帝国となり、無敵艦隊を誇っていました。しかし、その勢いも１５８８年イギリス艦隊に敗れると同時に急速に衰え、海上権は大英帝国に移ります。 |